何より自身を持たなくては成り立たない

けれども自信を持ちすぎたらいけないに違いない

 

そんな世界

 

簡単に傷ついてはいけないが

簡単に傷つくような心が宝になる

 

そんな仕事

 

私の横をとおりすぎていく

毎日

大切なことが

 

私にできることを

しないまま

 

何一つ文句を言わず

去っていく

 

 

 

 

静かで小さな世界に

自分を閉じ込めたいのに

そこへ行かれない。

 

夜になって

みんなが寝静まって

さあ、と思うけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後悔 後悔 後悔 

いつだってすぐに後悔するくせに

そんなものは知らないとばかりに

わりきっていく

 

いつがひずみが生じて

登るはずの階段が見つからなくなる

 

後悔は 後悔として 

手の中にかかえよう

明日はここにはいないかもしれない

と昔は時々思ったものだけれど

 

今はここから どこかへ

勝手に行ってしまうなんて

どうにも想像ができなくなった

 

手に入れたものは

もう手放したりはしないけど

もう一つの場所をいつも

どこかに

私たちが今いる場所がすべてだと

つい思ってしまう

 

この小さな点の上で

上手に生きなくてはいけないと

 

でもそうではなかった

 

そんなはずはない

 

 

遠い日

忘れないようにと

心に留めたことは何故か

思い出せない

 

でも

忘れないようにと

思ったことが全てであると

今は思います。

 

もう

しばらく忘れていたことを思いだす

思い出さなくてもいいから忘れていたのに

 

でも少し

自分ではなくて誰かの思い出のような気もする

私の思い出では

ない

ここはもう行き止まりですか?

私が進めるのはここまでですか?

 

そうだと言われれば

きっと無理してその先を目指す

 

あなたはどこまでも行けるのだと言われれば

途方に暮れてしまうのだ

言葉はえらびすぎると

何もでてこないから

思いつくままに

伝えたいことを

ならべていく

 

そんなことさえわからずに

無口だった頃

生まれかわるなら 何か揺れるものに

 

好き勝手に揺れるだけ揺れて

たくさんのものと

さよなら

 

 

自分のことばかり考えて

遠くばかり見ていたら

皆においていかれてしまった

 

困ることは何もないけれど

またひとつ 後悔